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【コード進行必殺技#3】転調……せえへんのか~い!

皆様こんにちは! ホンケンです!

「作った曲がどこか平坦で面白みがないな……」

皆様は、このようなお悩みございますでしょうか?

 

今回はモーダルインターチェンジという技術の一部を使って

「転調するの? しないの? せえへんのか~い!」 と

リスナーをドキドキさせる(笑) 必殺技をご紹介します!

 

1.使うのはⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7

今回使うのは2つのコード。

Ⅵ♭Maj7Ⅶ♭7です。

 

CメジャーであればA♭Maj7とB♭7

この2つを楽曲の中に取り入れて使います。

 

例えばこのような進行

C⇒F⇒G⇒Em⇒Am⇒Dm⇒G⇒A♭⇒B♭

※分かりやすいようにセブンスは省いています。

 

なんとな~く聞いたことがあると

感じていただいた方が多いのではないでしょうか?

 

使いやすい位置はVの直後!

CメジャーならGの後にA♭⇒B♭と続けてあげると

綺麗に収まってくれます!

 

では、実際の使い方2パターンを見ていきましょう!

 

 

2.基本はサビ前後の転調に!

この技の使い方、基本編は

サビとそれ以外の転調を上手くつなぐ橋渡しとする方法です!

 

実際に使っている曲を聞いていただきましょう!

0:51からの「ようにと~」の部分が今回のⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7です。

 

GMaj7⇒A7の2つが

Bメジャーキー⇒Dメジャーキーへの橋渡しに使われています。

 

Bメジャーキーから見るとⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7ですが

実はDメジャーキーにとってのⅣMaj7⇒Ⅴ7であることがミソです!

 

転調先のサブドミナント⇒ドミナントになるのが今回の技の基本形。

 

でもそれ以外の使い方も出来るんですよ~(*´▽`*)

 

3.応用は転調しないコト!

実際に必殺技として『使える』のはコチラ!

「転調すると見せかけて、転調しない!」という使い方もできます!

1:13~の部分が分かりやすいです!

1:24~の実際に転調するパターンと聞き比べていただくと面白いです♪

 

サビがCメジャーキーでガンガン進んでいくのですが

途中にA♭Maj7⇒B♭7を挟む事で

「ん、ここで転調す……いや、せえへんのか~い!

リスナーさんの心の中でツッコミが起きることでしょう!

(このネタ分かりますか……?)

 

この技は私だけでなく、実際にプロの楽曲でも使われています。

♪光/BREAKERZ

0:18~のあたり、サビの最後に使われていますが

そのあとは転調せずに同じCメジャーキーで進んでいます。

 

曲を作っていて「面白みがないな……」と感じた時には

この技を選択してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

・Ⅵ♭Maj7⇒Ⅶ♭7をVの後に使ってみよう!

・基本は転調するときの橋渡し役に。

・あえて転調させない技こそ、この進行の魅力!

 

いかがでしたでしょうか?

ぜひ皆様も作曲の際にこの技を使ってみてくださいね♪

 

今回の技の仕組みや成り立つ理由など

より詳しく学びたい方は、以下の書籍がオススメです!(案件ではないです笑)

◆使える! コード理論/Ritto Musicさん

「マイナー借用」と「ドミナント転調」の項目が参考になるでしょう!

 

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