皆様こんにちは! ホンケンです!
「作った曲がどこか平坦で面白みがないな……」
皆様は、このようなお悩みございますでしょうか?
今回はモーダルインターチェンジという技術の一部を使って
「転調するの? しないの? せえへんのか~い!」 と
リスナーをドキドキさせる(笑) 必殺技をご紹介します!
1.使うのはⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7
今回使うのは2つのコード。
Ⅵ♭Maj7とⅦ♭7です。
CメジャーであればA♭Maj7とB♭7
この2つを楽曲の中に取り入れて使います。
例えばこのような進行
C⇒F⇒G⇒Em⇒Am⇒Dm⇒G⇒A♭⇒B♭
※分かりやすいようにセブンスは省いています。
なんとな~く聞いたことがあると
感じていただいた方が多いのではないでしょうか?
使いやすい位置はVの直後!
CメジャーならGの後にA♭⇒B♭と続けてあげると
綺麗に収まってくれます!
では、実際の使い方2パターンを見ていきましょう!
2.基本はサビ前後の転調に!
この技の使い方、基本編は
サビとそれ以外の転調を上手くつなぐ橋渡しとする方法です!
実際に使っている曲を聞いていただきましょう!
0:51からの「ようにと~」の部分が今回のⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7です。
GMaj7⇒A7の2つが
Bメジャーキー⇒Dメジャーキーへの橋渡しに使われています。
Bメジャーキーから見るとⅥ♭Maj7⇒Ⅶ♭7ですが
実はDメジャーキーにとってのⅣMaj7⇒Ⅴ7であることがミソです!
転調先のサブドミナント⇒ドミナントになるのが今回の技の基本形。
でもそれ以外の使い方も出来るんですよ~(*´▽`*)
3.応用は転調しないコト!
実際に必殺技として『使える』のはコチラ!
「転調すると見せかけて、転調しない!」という使い方もできます!
1:13~の部分が分かりやすいです!
1:24~の実際に転調するパターンと聞き比べていただくと面白いです♪
サビがCメジャーキーでガンガン進んでいくのですが
途中にA♭Maj7⇒B♭7を挟む事で
「ん、ここで転調す……いや、せえへんのか~い!」と
リスナーさんの心の中でツッコミが起きることでしょう!
(このネタ分かりますか……?)
この技は私だけでなく、実際にプロの楽曲でも使われています。
♪光/BREAKERZ
0:18~のあたり、サビの最後に使われていますが
そのあとは転調せずに同じCメジャーキーで進んでいます。
曲を作っていて「面白みがないな……」と感じた時には
この技を選択してみてはいかがでしょうか?
まとめ
・Ⅵ♭Maj7⇒Ⅶ♭7をVの後に使ってみよう!
・基本は転調するときの橋渡し役に。
・あえて転調させない技こそ、この進行の魅力!
いかがでしたでしょうか?
ぜひ皆様も作曲の際にこの技を使ってみてくださいね♪
今回の技の仕組みや成り立つ理由など
より詳しく学びたい方は、以下の書籍がオススメです!(案件ではないです笑)
◆使える! コード理論/Ritto Musicさん
「マイナー借用」と「ドミナント転調」の項目が参考になるでしょう!
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