こんばんは! 今日は4時起きだったホンケンです(笑)
今日は久々にインスト曲を作っていたのですが
作曲する中で一番の分かれ所となる
【インスト・歌もの】についてお話していきます!
それぞれ、どんな考え方で作曲していくのか
紹介してきますよ~(≧▽≦)
Are you ready?
【歌ものとインストの大きな違い】
そもそも、この2つの違いは何でしょうか?
もちろん、歌詞が入るかどうか……ですね(笑)
歌ものを制作する上では、完成まで持っていくとなると
必然的に歌詞が必要になります
インスト曲は、もちろん歌詞が無いので
作業工程が1つなくなりますね
……とまあ、この辺は当たり前と言えば当たり前
実際に作曲をやっていくと他にも違いに気づきます
例えば、メインメロディの組み方の違い
ここにも、歌ものとインストは違いが出てきます
《歌もの》
歌ものは、当然ながら歌がメインメロディになります
曲の構成としても、基本、歌を中心に周りの音を組み立てているイメージです
(メロ先行にしろ、コード先行にしろ、イメージは同じです)
デュエットなどは、歌を分けたり
ユニゾンさせたりハモらせたり……と考える所は増えますが
基本は歌中心ですね!(ちょっと後述のインストの考え方に近いですが)
《インスト》
インストのメロディ構築の1つの特徴は
『複数の楽器がメインパートを代わる代わる担当“出来る”事』
出来る……なので必要は無いのですが
歌詞が無い中での感情表現を付けていく
楽曲を華やかにするには、持ってこいの手法です!
楽器自体が少なくても、メロディ分けの手法を使っています
(↑の作品はピアノ⇒ストリングスという流れですね!)
と、まあこんな感じで
作曲する上で歌ものとインストは
考え方に大きな違いが出てきます
どちらも何曲も作ってきているので
私の作品を紹介しつつ
それぞれ、こんな風に作曲していったよ~
という形でご紹介します!
今後、メインでの創作をどちらにするかお悩みの方や
片方しかやった事無い方は、ぜひ参考にしてみてください!
《メニュー》
【歌もの① メロディ先行型】
【歌もの② コード先行型】
【歌もの③ リフ構築型】
【インスト曲① メロディ型】
【インスト曲② コードバンバン型】
【インスト曲③ リズム・ベース先行型】
まずは歌ものから!
【歌もの① メロディ先行型】
歌もので、初心者でも作りやすい方法は
やっぱり『歌もの先行型』です!
この楽曲は中学生の時に、歌メロディを作りました
……当時はコードはおろか、「ベースって何?」
レベルの少年でした(笑)
ですが、キーボードで遊んでいるうちに
「綺麗なメロディを作ってみたい!」と思う様になり
こちらの歌メロディを作成しました
(当時からほぼ、変えていないのが、この曲のすごい所!)
コード理論は、実は今の動画ver.を作成した時にすら
理解していないレベルでした(ドミナント……って何?状態)
それでも、曲っぽくなりますよね(。-`ω-)
知識うんぬんは後からつける!
まずは作曲を楽しむ事から……という方には
この方法がピッタリです!
『歌もの~歌メロ先行型』は
作曲体験をしたい!という方におススメです!
【歌もの② コード先行型】
(まだdemoですが、次回アルバムに収録予定の楽曲です!)
コード先行型は「色鮮やかなキャラクター性を持った楽曲づくり」に
適した作り方だと思います!
まずは、コード・コード進行によって
感情をどう動かせるのか、学んでいく必要があります
その点、メロディ先行型よりはハードルが高い方法ですね!
(めちゃくちゃ分かりやすくて1年でコード理論バッチシになれる
先生がいるのでコメントくれたら紹介しますよ~!)
ですが、一度身に付けてしまえば
楽曲全体をストーリーに見立てて構成していく事が
出来るようになって楽しいです!
「フラグを立てて~回収!」って感じで
曲作りをしている事もしばしば
『物語性を持たせたい楽曲・キャラ付けを明確にしたい時』は
『コード先行型』がおすすめです!
【歌もの③ リフ構築型】
メロディでもなく、コードでもなく
「このギターリフかっこよくね?」となったら
『リフ構築型』で作曲です!
基本的には、作ったギターリフを繰り返して
そこに歌……というより言葉を乗っけていきます
(個人的にはラップを組むイメージです)
ただ、これだけだと単調になるので
①複数のリフパターンを組み合わせる
②サビは歌メロorコード先行型で作る
どちらかに気を付ける事が大切です!
②は上の『Suppress the FACTs!!』が例ですね
①の方法はこの楽曲で使っています
リフ構築型は『スピーディ』『無機質』『カッコイイ』楽曲に
なる傾向がほとんどじゃないかな、と思います!
逆に『ライブ向きでカッコイイ曲作りたいんだよね』
という方はおススメかも!
(実は最近の邦ロックには少ないんだけどね……)
リフ構築型は、リズム先行傾向があるので
ドラムも先に作り込みます!
ライブでお客さんになったつもりで
「どうやって手を動かしたり頭振ったりするかな?」
って考えながら、ライブ感溢れるドラムにしていきましょう!
【インスト曲① メロディ型】
(これ、大昔の曲です……笑)
インスト曲で私がよくやるのは『メロディ型』
歌メロの『メロディ先行型』とほぼ、作り方は同じです
ただ、ブログ冒頭でも書きましたが
インストの場合、歌メロでは出来ないメロディ構築ができるのが
大きな違いとなってきます!
歌では、あり得ない音域・速さ・音色の使い分け
そんな事ができるのがインストの一つの楽しみですね!
(個人的には歌メロ先行型の方が楽ですが
もしかしたら、初めての作曲はコチラの方が良いのかな?)
【インスト曲② コードバンバン型】
(cubaseで初めて作った曲だったかな?)
インストで、もう一つ歌ものにない
作曲方法がコードバンバン型!
つまり、メインメロディが無いのです!
正確にはコードがメロディを兼ねている
という捉え方が良いのかな?
コードそのものの響きを重視して
楽曲を組み立てていく作り方ですね
ジャーンと慣らすもよし
アルペジオにするもよし
アプローチは様々ですが、あえてメロディを
感じさせない楽曲づくりは慣れていないと難しいかも(。-`ω-)
【インスト曲③ リズム・ベース先行型】
「これ、歌ものでも出来るのかな?」
と研究中な作り方が『リズム・ベース先行型』
分かりやすいのはEDM・四つ打ち系
ダブステップなんかも分かりやすいかな?
メロディもコードも気にせず
まずは『ノリ』を大切にする作り方ですね!
ダンスミュージック系は
まさにこの作り方ですね!
DTM=EDMという図式がある方も
もしかしたらいらっしゃるかもしれません
作り方のイメージは
リズムパターンを何種類か用意して
コピペで並べていく形です
コピペ……って言い方あれですが
このコピペが意外と重要になってきます
ある意味、センスが問われる部分です
これが出来る作曲家さんは凄いと思います
リズム先行型とコード先行型で作曲できれば
かなり広範囲でカバーできるはずです!
【まとめ】
はい、今回は歌ものとインスト曲での
それぞれの作曲の考え方を紹介しました!
もちろん、実際の楽曲は
複数のアプローチ方法で作る事がほとんどです
ですが、まずは自分に合いそうなスタイルで
作曲を始めてみると良いと思います!
そして、段々と他のアプローチ方法にも挑戦して
作曲の引き出しを広げていきましょう!
色んな方法が使えると
常に作曲中の曲を抱える状態づくりが
出来るようになります!
「メロディが思いつかないから
思いつくまで作曲はQK~♪」ってなったら
時間の無駄になっちゃいます(。-`ω-)
メロディが思いつかない日は
リズム型で別の曲を作る! って感じで
大切な1日を有意義に過ごせますよ!
きっと、思い立った今が作曲チャンス!
ぜひ、色んなアプローチを身に付けて
より作曲ライフを充実したものにしましょう!
目指せ、曲充!(≧▽≦)
☆新曲『infinity』好評公開中!
こやつは、『歌メロ先行型』で作っています♪
それじゃあ、またね!
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